私が「良い子」になった理由を考えてみた

先ほど、来月からの短期の仕事の説明会に参加してきました。
事務の仕事だから女性が多いのかと思っていましたが、意外と男性も多く見られました。
やっぱりこの時期、職を失った人が多いんだろうなぁ。

さてと、今のところを早く辞めなければ。

今日も上司と話しましたが、決着は着かず。良い方なので心苦しいけれども、やはりここは心を鬼にして区切りをつけなければ。

執務室が暑くて具合が悪くなったこと伝えると、扇風機を置いて対処してくださるとのこと。言ってくれれば…とも言われました。
それが、私はできなかったのです。今まで。
きっと物心ついた時からずーっと、何聞かれても「大丈夫」と答えてきたのです。
自分の意見、不満、思っていることを人に伝えることが全くできなかった。

ちょうど昨日、自分が「良い子」になった理由を考えていました。
私には兄がいます。兄は、自分の意見をはっきり言える人。きっと、幼い頃からそうだったのだと思います。
1番目の子は無条件に周りの大人に愛される。けれども2番目の私は…？
「良い子」になればいいんだ。
そう、幼い私は考えたのでしょう。自分で意識しないうちに、そんな思考回路になっていたとは。
人間は本能で愛を求めているんだなと発見しました。
そして私は何でも自分でやってしまう、手の掛からない子になったのです。

それだけならまだしも、他人がどう思うかばかりを気にして、自分の意見を全く言えない人間になってしまいました。

自分だったら、何でも、どんな些細なことでも言ってほしい。
信用してもらえていないみたいで寂しいから。
きっと、私の周りの人たちもそう思っているんだろうな。

他人を気遣うつもりでやっていたことが、逆に迷惑を掛けてしまっていた…衝撃です。
けれどもこの気付きは、私にとって天と地がひっくり返るくらいの大発見です。
この大発見を、今後の人生に大きく役立てたいと思います。

でも自分の意見を言うには、まず自分が何を思っているかを認識していないといけない。
だから、私はこれからも自分の研究を続けたいと思います。

ますます人生が楽しくなるように、これからも私は考え続ける。