兄について考えてみた

最近兄が「長男」らしくなってきました。
『鬼滅の刄』の影響もあると思います。

逆に、なんで今まで長男らしくなかったのかと考えてみました。
きっと、母は女手一つで子供2人を育ててきた強い人だったし、私も甘えるタイプの人間ではないから、兄の出る幕がなかったのだと思います。

でも3人がそれぞれ一人で暮らすようになり、たまにみんなで揃って食事をしたりすると、親が離婚して3人での暮らしが始まった頃のような、私たちの本来の絆を強く感じられるようになりました。

親が離婚したばかりの頃は、何が起こっているのか、これから何が起こるのか、全くわかりませんでした。ただ一生懸命、3人で協力して生きるしかなかった。でも3人でいるのはとても楽しかった。母は私たちを夏は海へ連れていってくれたし、クリスマスには大きなクリスマスツリーを見に行った。

当時のことを思い出すと、やはり母に恩返ししたいという気持ちを強く抱きます。
今までは自分を犠牲にしてまで母への恩返しをしていたけれども、今後は自分の好きなことをしつつ、母への恩返しにもなることをする。
自分が幸せになることで、母も幸せになると思うから。

試行錯誤しながらで良いんだ。
今までは少し間違った方法で親孝行していたから、これからはより良い方法を探していく。

私の人生はまだ午前中です。